アナザーマインド(プレイステーション)  スクウェア


■あなたは……誰?


普通にB級臭の強い、退屈ゲーだと思っていたんですけどね、

例えば、ゲームシステムが悪くて前に進めなくなったり、操作性が悪くてプレイしていてストレスが溜まったり、
或いは、内容が極端に短くてあっというまに終わったり、お話が破綻していて訳が分からなかったり、
クソゲーと呼ばれる要因は色々あると思うんですけど、
アナザーマインドのパッケージから受けた印象だと、まず面白いとは思えなくて、
とはいえ、明らかなクソゲーという印象も無かったんですね。

ストーリーが良く練られていても、音楽が良くても、
結局は、面白くないと何の評価もつかないので、
無難になにもかもうまいことできているけれど、面白いかと言われると微妙なできで、
ダラダラとした内容を延々とやって、面白くは無いけれど面白くは無いという感じの
褒めるべきところはあるけれど、
面白いかといわれると微妙なできな印象を持ってたんですが、


アナザーマインド、名作です。


普通に面白いです。
登場人物全員、なんと言うか、平日昼間に良くやってる昼ドラというかサスペンス劇場みたいな雰囲気で
若干古臭さを感じさせられますが、まー、1998年のゲームですからね。
主人公の1人の瞳は、昔のアイドルのような雰囲気ですけど、まぁ女子高生ですが、
それ以外は少女として紹介されているキャラも明らかにフケ・・・・・・少女じゃない感じですね。

システムは、基本的にはサウンドノベルですね。
会話の噴出しにキャラの顔写真がついている感じですかね、地の文は少なくて、
キャラ同士の会話がメインで話が進んでいきます。

主人公は女子高生の頭の中に住み着いてしまった、記憶喪失の男なんですね。
自分は誰なのか?なぜこんなところにいるのか?を知ることがこのゲームの目的となります。
それを調べるうちに色々な事件に巻き込まれていくわけです。

大体、この手のノベルゲームは、ストーリー中選択肢が表示されて、
選択した内容によって話が変わってくるのですが、
このゲームは、基本的に、主人公に自由行動できる力は無いので、
女子高生が会話を進めていって、会話の途中で念の力で会話の途中に割り込むことができ、
こういうことを聞いてみたらどうだろうと提案をしたり、こうしたいという欲求を伝えたりして、ストーリーを進めます。
あと、就寝前とか、女子高生から相談を受けたりします。
で、好感度を上げるわけですね。

当然、セクハラな会話ばかりしていたら、好感度は下がって、話を聞いてくれなかったり、
話しかけてもらえなかったりするので、
セクハラはほどほどに、褒めるところは褒めるようにして進めないと、
ハッピーエンドになって女子高生と懇ろな関係を築けないわけです。
そういうギャルゲーです。


この好感度による会話の分岐がとんでもなく細かくあるらしく、
好感度が下がってるなとか、もうね、如実に感じますよ!
逆に言うと、好かれてるときはめっちゃ甘えてきますので、
女子高生とか、どうせお前ら好きなんだから、やらざるを得ませんね!!

いやぁ、面白かったです。
続編、無理だろうけど、でないかな。


お勧め度B(12/07/29)




パラサイト・イヴ2(プレイステーション) スクウェア


■このケージ騒がしいわね 何がいるのかしら・・・


いやぁ面白かった。
方々では色々言われてますが、1より断然面白かったと思うですよ?

パラサイト・イブ1の正当な続編で、その次の話ですね!
といっても、主人公のアヤ・ブレア以外は続投のキャラはいなくて、
強いていえば、原作からの登場のマエダくらいですかね。
マエダが生きているということは、全作からそれほど時間も経ってない感じですね。

ストーリーとしては、
ミトコンドリアが暴走したクリエイチャと戦いの日々を送っていたアヤが、
人工的に作られたと思わしきNMCと出会い、闇の巨大組織と戦うとかそんなのです。

難易度的には1よりも随分楽になりましたね。
初期の5mmパラベラムとか使い続けていたら、かなり苦しいですが、
いくつか武器や弾薬を使い分けていたら、雑魚は蹴散らせて、俺つえぇぇぇ!!できます。
ラスボスとか、M249使ってたら、力押しで瞬殺できましたよ!
何回もイライラしながらリトライしていた全作とは大違いです。
会話とかスキップできるし、このあたりとっても良いと思います。

ただ、方々である謎解きが鬼畜難度ですね。
暗号とか、金庫の番号とかは攻略サイトを頼ったほうがいいです。
まー、独力で解けるならそれに越したことはないですが、seaurchin挫折しました。


どこかのギャルゲーのように、キャラクター別のエンドがありますが、
(※注:アヤは女性なので、落とす対象はどれも おっさん100%です。)
和ゲーらしく、一本道シナリオです。
あと、攻略対象と懇ろになっていい雰囲気だったのに、
ラストに別のおっさんが「お待たせ!」とばかりに登場したのには、seaurchinペプシ噴きましたね!!
いや、ピアースルートのことなんですけど、あれほどラブラブだったピアースは何故かマエダとくっつくし、
ほんまにホモホモしくて困るで。

でも大丈夫です。
PE2には巷で話題沸騰のアヤのシャワーシーンがある他、
後半には幼女版アヤ、イブの痴態も存分に拝めますので、
わがままボディも、肉の無い小枝のような肢体も、どちらが好みの変質者も満足させられます!!
もちろん、ガタイのいいひげのおっさんの絡み合いが好きな人も満足ですね!!

自由度は低いですね。
民間人を撃ったりできません。
民間人にPE(パラサイト・エナジー)をぶつけて、ミトコンドリアを暴走させることもできません。
あと、操作方法が1と違ってますね。
これが妙に不評のようで、2ではバイオハザード的に、
左右キーで向き先を決めて、上キーでのみ前進させるわけです。
個人的には、1も2も大して変わらず操作し辛かったと思うんですがね。




次はサードバースデーですね。
でも、ハードがPSPだかなので、あと10年はやらないと思います。うん。

お勧め度A(12/07/29)




さんまの名探偵(ファミコン) ナムコ


■カニカニどこカニ


というわけで、最近、ファミコンを分解して洗いまして、
"というわけで"と始められてもなんのこっちゃですよね、後ほど、ブログで書きますね。多分。
久しぶりにファミコンをしようと思ったら結構苦労したんですけどね、
なぜかRFスイッチが見つからなくて買いなおしたり、ACアダプタも壊れてたり、
その辺はまぁさて置き、最近、ファミコンを洗ったんですね。
で、久しぶりにファミコンがしたくなりまして、
ADV好きを公言していれど、小学生時分には結構、ADVやってたんですけど、
ROMもロストして久しいですし、れぶぅもあげていないので、買いなおしてプレイしようというまぁそういうわけです。

というわけで、秋葉原のスーパーポテト(あとアマゾン)で有名どころのFC ADV何作か買いましたので、
やっていこうかなと。
まぁ誰に宛てているわけでも無いんですけどね。

というわけで、まずはこれですね。
ファミコンのADVといえばおなじみ"さんまの名探偵"です。

ファミコンのADVといえば8割コマンド選択型なわけで、
それ以前の、マイコンで提供されてきたテキスト入力型のADVに比べるとシステム上の理由で
どうしても難易度を落とさざるを得ず、
かといって、簡単にしてしまうとすぐにクリアされてしまい、ゲーム性が薄れるということから、
伯爵令嬢誘拐事件ミシシッピー殺人事件のような既知外ゲームが跳梁跋扈するのですが、
まぁそれは極端な例として、攻略本が無いと1200%クリア不可能な俗に言うクソゲーがADV業界でも大量にあった時期なのですが、
そういう意味では、さんまの名探偵は、非常にバランスが取れた名作だと思うんですね。

小学生が集まれば何とかクリアできんじゃね?的な。
ゲームに詰まったらミニゲームでヒントが得られますし、小学生の僕も頑張って、
バッドエンドでしたけど、かなりいい所までいってたと思うんですね。
あれ、ADVいっぱいやってたけど、ちゃんとクリアした記憶が無いのはなんでだろう。

さらに、今は吉本だ,芸能人だがゲームを出しても
誰が買うんだよと思うんですけど、
当時の吉本人気は今では想像できないレベルで、現代で例えると、
明石屋さんまのADVとか、初音ミクの音ゲーが出たようなものなんですね。
多分、後、十数年経つと、反ボカロ勢力が台頭して、ボカロ全般をステマ扱いして不買運動とかするんでしょうけど、
今のボカロくらい過去の芸能人って人気があって、道を歩くだけで、サインをねだられたりしてたわけなんですよ。
例えば、ミクさんに道端でばったり会ったら、お前らサインもらって握手してもらいますよね?そんな感じです。

で、さんまだけでなくやれピンクの電話だ、西川のりおだ、島田伸介だ、オール阪神巨人だ、
当時の誰でも知っている方々が出てきて、しかもやるとちゃんとしたADVで結構面白いわけなんですよ。

番組の名前を冠したゲームや、芸能人のネームバリューで売ろうとしたゲームは数あれど、
これほどに人口に膾炙したゲームは有らんや(いい意味で)。


しかし、このゲームは開発話が全然発掘できないんですよね。
面白かったので、第2弾とか、話だけでもあってもいいと思うんですけどね。
あ、ナイナイの何とやらは無かった方向で。

お勧め度A(12/09/25)




じゃりン子チエ ばくだん娘の幸せさがし(ファミコン) コナミ


■そして、それから


小学生くらいの時にはまったけどクリアした記憶の無いゲームを買い戻して最後まで遊んでみようPart2ということで、
じゃりン子チエですね。

まー、キャラゲーですね。

以前、おそ松くんのレビューでも書いた感じですが、
この頃のキャラゲーはイコールクソゲーのイメージがあったんですけど、
個人的にはキャラゲーに悪い印象が無いんですよね。
評判聞く感じでは、美味しんぼとかやばいらしいんですが。
チエに関しては必死でやった記憶しかないです。

とはいえ、チエはADVの中では若干悪質な方で、
攻略本無いと解けない部分が多いので、今からやる人は双葉社の攻略本を用意するか、
攻略サイトの確認が必須ですね。

次に行くところが読みづらかったり、カーソルでちょっと予測できないところをクリックする場面が多々あります。
まぁ、そういう分からないから進めない系はいい方だと思うんですね、逆に言えば、知ってれば進めるわけで、
攻略本やサイトを頼ることでゲームを継続することは可能です。
ですが、このゲームは章の合間合間にミニゲームをはさむんですが、
これが今やってもなかなか勝てないレベルの難易度で、失敗すると区切りのポイントまで戻されるんですね。
そこが、結構前のほうだったりするので、10回も失敗するとがああああああああってなります。
一定のコマンドを正しい順序で選択するだけの小鉄編はまぁいいとして、
序盤の3球投げるうち1本ホームランを打たないと進めないところや、
後半テツ編のスロットとかオイチョカブは完全に運の勝負なので、
短気な僕やお前らは、カセットにコントローラを投げずにはいられませんね!

まぁ、とはいえ大人になった僕らはCooooooooooLに事態を収拾して一撃でクリアーするわけです。
何ということは無い、
明けない夜は来ない、何度かやっていれば必ずクリアするって戦法です。



ゲームとしてはそんなのですが、内容はというと、面白かったです。
大阪20年在住し、新今宮を中心に走り回っていた生粋のジャリン子で、
チエも夕方5時からの再放送を学校帰りに毎回見て、コミックも全巻持ってる上、
作者のはるき悦己と同じ高校に通っていた、この、
要は、こてこての大阪人のチエのファンである僕から見て、普通に満足できる作品でした。

ストーリーはオリジナル部分もあるのですが、自然な感じで、
原作から引っ張っている部分も、ああ、こんなキャラクターいたなと思えて懐かしい感じになりましたね。

ただ、原作派にはお勧めですが、原作を知らない人にはお勧めできないと思います。
まぁ、いわずもがな、
そもそもやるかよという話ですが、
一章ではまだ他人という設定のゆりねが、特に何の説明も無く三章ではテツと知り合いだったり、
二章では、エイハブ,モービーディック,クルミやその他小鉄を中心としたネコたちの話なのですが、
圧倒的に説明不足で、多分、これだけをやる人はついていけないと思うのですね。

プレイ前に、最初、ゆりねはお好み焼き屋じゃなくヤクザだったことや、
モービーディック編なんかは原作を知っていないと話についていけないと思うのですよ。
まぁ、そもそもやるかよという話ですけどね。
これを機会に読んでみるのもいいんではないかと思うのですが、
ここの文章を読む機会の方が稀な気がするので、もうええんや、わしなんてどうなってもええんや。


お勧め度B(12/09/26)




赤川次郎 魔女たちの眠り(スーパーファミコン) PACK-IN-VIDEO


■自分の運命をかえるつもりか!


弟切草に始まったSFCサウンドノベルゲームブーム時に発売された一本ですね。
この頃には以前レビューしたイマジニアのざくろの味だの、アテナの夜光虫だの出てたんですが、
これらに比べると、多分、幾分かは知名度は上であろうと思うんですね。

いや、
ざくろの味とかに比べるとそりゃあそうだろうとも思うんですけど、
少なくとも自分の周りでは持ってたやつがいましたからね。
ま〜、当時、小中学生に多大に人気のあった赤川次郎という
左翼作家の名を
冠していたことも大きいとは思うのですが、
学校の怪談とか、エコエコアザラクとか、
人肉饅頭とか、
そういうホラー系も流行ってましたからね、あのころは。

まぁそんなわけで、そこそこ認められていたので、
それなりに認知度はあったと思うのですが、
学校であった怖い話とかに比べるとまったく揮えなかった!
『魔女たちの眠り』が今回の標的ですね!!

で、赤川次郎ですが、この人、何気に結構、ゲームの脚本を書いてるんですよね。
ファミコンの幽霊列車がそれですね。あと、この後、夜想曲というゲームも出していて、これは2まで出てるんですね。

まぁ関係ないですけど

で、幽霊列車は持ってるんですね!
つまり、僕の言いたいのは、前々回、「ファミコンやっていこうと思ってる」と公言し、
スーパーポテトでかぐや姫伝説から、アイドル八犬伝から数千円単位の高価なソフトを大人買いしておきながら、
何故、押入れの奥からスーパーファミコン引っ張ってきて今更、魔女たちの眠りなんかやってるかというとですね。

ファミコンでRF接続するのが難しかった的なことを以前言ってたと思うんですよ。
その時に色々あって、細かい話はさておき、ダイジェストでお伝えすると、
RFスイッチが見当たらなくて、ネットで買ったらコネクタがついてなくてヨドバシでコネクタ買って、
繋げてみたら
今度はコンセントが壊れていて、
近所のおもちゃ屋で買ったら、
今度は地デジ対応テレビで、アナログ電波入力をチューニングでき無かったんですね!!
日本中の技術者は、頭から下位互換という言葉を決して追い出してはならないと思うですよ?


で、仕方なく、押入れからS-VHSデッキを引っ張ってきて、変換機よろしく、
ディスプレイとファミコンの間に馬鹿でかいビデオデッキ挟んでゲームをしていたら、
なんとそのビデオデッキが壊れましたよあばばばばば

最初の方は、多少画面がブレようが、ひっぱたいたら直ったんですよ。
で、何とかじゃりン子ちえクリアして、時空の旅人やってたら完全に沈黙しました。
完全に基盤がいかれた様で、どうしようもありません。

で、仕方なく、RFスイッチ探してた時に偶然見つけた魔女たちの眠りをやっているとこういう経緯なわけですが、
ああ、あれですね、これまでの話はゲームの内容とは一切関係ないですね。











ストーリーとしては、出世欲に燃える主人公が、
会社のOLを口説こうとしたら電話が鳴るわけですね。
で、電話に出たら
「・・・・たすけて・・・・ころされる」 って言われて切られるわけです。
気分悪いですね!!

で、その翌日の新聞で、幼馴染が焼死 or 失踪していることがわかってですね、
あの時の電話が幼馴染からだった気がしてくるわけで、
で、幼馴染が先生をやっていた小学校のある村に行ってみるわけです。


ミステリー作家の名が冠されていますが、本作はミステリーではありません。
ジャンルはホラー?ホラーでいいんですかね?
この手のゲームでよくあることで、中途半端に選択し次第でそこかしこでボケるので、
全編を通してコメディでもいいのかもしれませんが、多分、目指したのはホラーですね。ホラーで。
魔女たちの眠りなんてタイトルですが、魔女も関係ありません。そういう西洋かぶれた雰囲気すら無し。
むしろ、自給自足の小さな田舎がメインの、純日本な、素朴な感じな雰囲気ですね。

で、選択肢によって大きく4つのストーリーに分かれるわけですが、
ゲームを始める前に知っておくこととして、このゲーム、
正式なエンディングがありません。
誰も死なずに誰にも恨まれず、ヒロインを無傷で救出、あるいは雪辱を果たして、
主人公は職を失わずに済むそういうエンドがありません。

所謂、一番しっくりくる、めでたしめでたしという終わりが無いんですね。
なので、いくら頑張っても無駄です。むーだーー。

どんだけ頑張っても残念な結果にしかならないので、
必死に全エンドを見て、登場人物一覧をコンプした
僕が可哀想でならない!!

一応、全エンド見たらおまけとして、隠しキャラの野人の出し方とか見れます。
どうでもいいです。出したけど。どうでもいいです。



お勧め度C(12/11/04)




ハーバーランドでつかまえて(PCフリーゲーム) ここはJAM工房


■それは俺が・・・・・・関西という土地が大嫌いだからだ

10年位前のネット黎明期、多分Flashブームとか、NapstarとかWinMXとか流行ってた頃と同時期だと思うんですけど、
吉里吉里2だのNscripterだのADV作成に向いたゲームスクリプトが話題になりまして、
当時、くされエロゲオタの僕はねこねこやTYPE-MOON絡みで名前くらいは知っていたんですけど、
今も昔もゲームはやる専門で、作る気なんぞ毛頭ないので、
知ってはいるけどだから何ぞという感じなわけですね。

でも、このスクリプターのおかげで、
当時流行っていたオンラインゲームだハンゲームだの裏で、
フリーゲームなるゲーム史の亜流が確かに息づいたわけなのです。

銀河の歴史がまた1ページ。


というわけで、当時からなんとなく目の端には映っていたのですが、
今までノータッチだったフリーのADVを、ひとまず有名どころだけでもやろうかというわけで、
とりあえず5本やりました。
終わりまんた。
で、もしあなたが、この文章をネット上で読めているということは、その4本のレビューを同時にアップロードしているということだと思うのですが、
2人の子持ちの家庭持ちで、それなりに仕事も忙しい僕にそんな時間的余裕がある気もしませんので、
正直、ここまで書いたこの文章もそのままアップロードされずにお蔵入りになったり、
あるいは、全て消して書き直したりするのかなぁとか思うわけですよ。

短いフリーゲームをやる時間を稼ぐだけでもせいっぱいやねん。
ましてや、据え置き型のハード機をセッティングして、長時間やる暇なんて。
KAI☆MU DA!!

というわけなので、ゲームレビューとかも、もうそろそろ潮時ですね。
そもそも需要がないですし。
フリーゲームとか、レビュー読む時間があったら、落としてやるよ!!という話ですよね!
やらないにせよ、つべなりニコニコなりで、公認のプレイ動画が山ほどある現状、
フリーゲームのレビューなんて、長々と書いても仕方ないと思うので、てきとーにやります。

で、ハーバーランドでつかまえてですね。

関西嫌いのSEが神戸転勤になって、
現地のノリが分からなくてブチ切れるところからスタートです。
で、海辺で不貞腐れていると、地元の、神戸嫌いの幼女が話しかけてきます。


フリーゲームのADVの中では、まぁ有名作ですよね。
超有名かといわれると、ぶっちゃけそんなのは10本もないんですけど、
その10本くらいには入っていない程度には有名作かと思います。いや、入ってるか。

フリーゲームのADVの入り口としてチョイスする場合は、間違ってないと思うんですね。
フリーゲーム、つまり商業目的では無い、あくまで趣味の産物なので、
その作品の多くは、作者の思いや、やりたいことが前面に出されています。
本作はそれが顕著に感じされたというか、中盤までは何かあざとい印象を受けましたね。

早い話が、おっさんが海辺で呆けていたら、
若い娘さんが声をかけてきて懇ろになるゲームですよね?

ないわー。見も蓋もないわー。

加えて、みんな言うと思うんですけど、絵が微妙です。
慣れれば温かみのあるグラなのですが、初見はこの微妙な絵と唐突であざといシナリオにうんざりしかねません。
まー、所詮フリーゲーム、これくらいのクオリティでも仕方ないって思って進めちゃうんですけど、何でしょうね。
普通にいい話なんですよ。
特に凄く感動できるとか、泣けるとか言わないですけど、普通にいい話です。
若干、葉鍵臭がしますけど。

で、やり終えて数日後ですね。
なんか、思い返して、気がつくとやり返したくなる感じですよ。
葉鍵というより、とらいあんぐるハートに雰囲気近い感じですね!分からんか!!

レビュー部分が短いですけど、
この作品の押しである、温かみをレビューで伝える文章力が僕には無いということで、
詳しく知りたければ、ゲームやってください。

「これはレビューですか?」 「はい、逃げです。」
でも、ちょっとこのゲームの良さを文章で伝えるのは難しいので、まぁワンプレイ1時間弱と短いですし、やってみてくれということで勘弁してください。

次はがんばる


お勧め度B(13/04/14)




Armcheair Detective(PCフリーゲーム) ES 〜EnormousStrength〜


■ArmchairDetective Are you ready?

前回、“有名どころを5本やりまんた”と言っておいて、なんでArmchairDetectiveなのかというと、
面白い作品探してググってたら一番最初に出ちゃったからなんですね。
で、全部やっちゃったので、レビューでもしようかとまぁ。

ストーリーは、暇な若者が警察の知り合いに雑談程度に持ちかけられた事件を、
お店のテラスっぽい場所で、伝聞だけで解決しようという、まぁそんなのです。

事件の話があって、その話から導き出される事件の肝となる部分(被害者の共通点など)を、
テキスト入力方で入力して解決させるというものですね。

3話入りで、1話あたりワンプレイ、多分10分もいりません。
短編というより、やってみた感じ懸賞問題みたいな感覚ですね。
まぁ、その10分に答えに悩む時間は考慮に入れてないですが。
なので、お手軽にできるので、こういう自分で推理するようなのが好きな人はいいんじゃないかなと思います。

答えに詰まったら、ググれば答えはでできますしね。






とまぁ、これだけで終わると、普通に面白そうなので、ちょっとやってみようという方も出てくるんでしょうけど、
いかんせんこの手のゲームで一番重要なストーリーが微妙にいけてないです。
フリーでさせていただいてるのに、あまりとやかく言うのも何なのですが、
あまりにも答えが強引なんですね。
他にもどうとでも考えられるのに答えが一つと決め付けてしまっている気も。。
テキスト入力方なのに解答に幅がない(違う言い回しが利かない)のも、いち一つな感じです。

で、結局一問も答えが分からなかった上、答えをググってもどうも納得できませんでした。
よくある論理パズルの答えが分かったような、すっきり感は得られない気がしますね。僕がひねているだけかも知れませんが。

ラストに突然複線もなしに「実は、・・・でした」みたいな話があるんですが、
だからなんだというわけでもないですし、
まぁそれほど時間を取るものでもないので、このレビューでなんか興味でたのならやってもいいと思いますよ。


なんかすごくレビューっぽいな!今回!


お勧め度C(13/04/14)




青鬼(PCフリーゲーム) noprops


■馬鹿馬鹿しい・・・お化けなどいるわけないでしょう 科学的に考えて

というわけで、有名作品です。
フリーゲームには珍しく、書籍化やグッズ化がされているやつですね。

で、本作、ゲームの公開された時期によって内容が微妙に違って、
ゲームシステムは同じでも、青鬼の行動や、マップの広さ、登場人物の数すら違ってくるわけで、
旧作からのれっきとしたファン勢が、僕のミーハーなレビューで嘲り笑いを浮かべぬよう、
先に、本レビューは
Ver.6.23のレビューであることを先に宣言しておきますね。
当たり前だけど最新版ですね。
逆に言えば、これ以外は僕一切やってないからね〜。
Ver.3.0はそのうちやるかもしれません。小説版のベースがそのバージョンらしいので。
レビューとか書かないと思いますが。うんこちんこ。


4人組の学生が、お化けがでるという噂の館に入り、閉じ込められるという、良くある話。
バイオ,D卓,クロックタワーなどに代表される、館物のADVのテンプレですね!
で、青鬼という、全裸の全身青色の謎生物に追い掛け回される話です。
クロックタワーですね!!
館を散策していたら、シザーマンよろしく、突然青鬼が現れて、追いかけてきます。


ただ、青鬼は巨体で、主人公は非力なボーイ。麦わらボーイ。
パースエイダーと弾薬を探そうとか、罠を仕掛けて退治しようとか、そういう発想も浮かびません。
見つかったら、逃げ切れるまで逃げるか、たんすに逃げ込んで見つからないのを祈るしかありません。
戦わなければ生き残れないわけではありません。

で、館中に不自然な感じにばら撒かれているアイテムやら鍵やら暗号やらパズルやらを解いて、
無事に館から脱出できればクリアです。

特に深いストーリー的なものはないですね。
青鬼はどこから来たのか?この屋敷の正体は何なのか?
パズルや暗号は誰が何のために配置したものなのか?など等にいちいち理由付けはないので、
まー、大きな脱出ゲームですよね〜。
暗号やらパズルやらに「まてよ、誰がこんなものを?」なんて疑問はさむことはないですからね。
なのでジャンル的にADVかといえばちょっと違うかもですね。
ストーリーはあってないようなもので、青鬼から逃げながら謎を解いて館からの脱出を行うゲームです。

逃げおおせられたら終了ですね。勿論、
主人公以外は知ったこっちゃありません。酷いわ〜。

あとですね、青鬼の登場タイミングが結構秀逸で、
ノーウェイトでいきなり襲ってくる上、動く速度が主人公と同じなので、出てくると結構びびります。
接触すると即GAME OVERだシネ!!
ホラーとしてはそれほどでもないのですが、出てくるとうわあ!ってなります。
ゲームとして普通に面白かったので、お勧めですね。



お勧め度B(13/04/14)




おばけ屋敷探検隊(PCフリーゲーム) ねこふろしき


■ふふ・・・うふふ・・・・

フリーゲームレビュー、パートスリー、と、いうわけで、
怖いフリーゲームとして、そこそこ名高いおばけ屋敷探検隊のレビューですね。

いや、怖くなかったです。
前の青鬼もですが、フリーゲームで怖い怖いといわれているものって、どれも拍子抜けなのですが、
これはみんな大げさだからなのでしょうか、それとも僕が大人になったからなのかなぁ。

仲良し4人組が、「天狗様のお屋敷」と呼ばれるお化け屋敷に探検に行って閉じ込められます。
さっきも同じような内容のゲームを書いたような気がします。この手のゲームのテンプレですね。
で、お化けに襲われるといういつものアレです。
脱出ゲームです。


青鬼は出ません。





青鬼と違うところは、ストーリーがあるところですかね。
やっぱり謎解き的なものとか、不自然なアイテムの配置があるんですが、一応、説明がつきます。
ストーリーによっては死ぬこともあるので、それを考えるととんでもない話ですけどね。
ネタバレになりそうですが、暇つぶしとか悪ふざけとか、その手の結論なので、
首謀者は4人に私刑に処されるべきだと思うのですよ。

そんな殺伐とした話はならないですがね。
ので、青鬼と違って、ハッピーエンドも用意されています。
ホラーゲームというより、どちらかというと、ラストはほっこりすると思いますね。

道中も残酷表現や不気味な箇所はあれど、だからどうというところもありません。
お札でお化けを倒せるキャラもいますしね。

ワンプレイも短め。3,40分くらいですね。
面白いかといわれると微妙なのでお勧め度はこんなとこですね。



お勧め度C(13/04/14)




ゆめにっき(PCフリーゲーム) ききやま


■ESCキーながおしでゲームやめる

国内フリーゲームで多分最も有名な一本であるゆめにっきのレビューですね。

いったんこれ書き終えたらあげるつもりなんですけど、
えーあれです。
非常にレビューしづらいです。
正直、何度も書いては消しているレベルで、一回挫折してバイオとかしてました。かゆい うま。
例えばゲームシステムについて、書き表すのが難しいですね。
ストーリーも、説明しろといわれても難しい。
その2つだけで、ダラダラと長い文章になって、途中で嫌になる感じですね。
読む方も書くほうも。

なので、ざっくばらんに、まずはゲームシステムについて説明すると、
主人公の女の子「窓付き」を操作して、だだっ広いマップを歩き回るだけのゲームといえばそうですね。
目的はありません。ひたすらに歩き回るだけです。
面白いかといわれると、僕は面白くありませんでした。

ですが、方々で言われている通り、世界観が独特で、
その歩き回るだけに快楽を覚える快楽天は、
スーパーモンキー大冒険でもやってればいいんじゃないかと思うんですね。

で、そのだだっ広い世界は「窓付き」の夢らしいんですね。
ゲームがスタートすると、高層マンションの一室らしき場所からスタートして、
ベランダ以外に移動できる場所がなく、ベッドに入ると、夢の世界に入れて、
で、夢の世界を歩き回る、と、そういう流れです。


ほーらいっきに説明くさくなった。


で、歩き回るんですが、あれですかね。
村上春樹とか好きな人は好むんじゃないですかね、こういう世界観。
意味深なようでいて、実のところ何も考えていないみたいな。
で、謎解きは読者の解釈にお任せします的な感じ。
個人的にはクソゲーオブザイヤーなのですが、これだけ人心に支えられているところを見ると
人によってはずっとマップをうろうろしてて飽きないとかあるんですかね。

ストーリーは前述の通り、「窓付き」の夢を探検する以外何も無い感じなのですが、
一応、エンディングがあります。
エフェクトと呼ばれる、広大なマップ上のどこかにあるアイテムを集めるとエンディングらしきものが見れます。
面倒なので、色々はしょりましたが、詳しい説明は攻略サイトでも読めばいいじゃないですか。

エフェクトは使用すると、主人公が色んな姿になって、特殊効果が使えるようになるんですね。
色んなのがあるのですが、
例えば、信号機のエフェクトは、主人公が信号機になって、赤信号にして周りの物体やNPCの動きを止めることができたり、
例えば、自転車のエフェクトは、主人公が自転車に乗って、移動速度が速くなったりします。



レビューで面白さが伝わらなければ成功だと思うよ!
あくまでも個人的にはですが、あまり面白く無かったです。
やってみたらいいじゃないですか。

お勧め度C(13/04/14)

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