3年B組金八先生 伝説の教壇に立て!(プレイステーション2)  チュンソフト


■上を見上げれば空がある 横を見れば友達がいる


というわけでコンプしたのは2ヶ月くらい前なのですが、
久しぶりにれぶぅとか書いてみます。

とはいえもう3,4ヶ月放置して、ブログどころかmixiどころかウェブ自体が廃れつつある昨今、
チュンソフトとはいえ隠れた名作だとはいえ、
どこの好事家がこんなネットの片隅の廃墟の壁の落書きを熱心に読んでくれているのか分かりませんが、
「最後まで日の目を見ずに終わりそうだ」とは生みの親が漏らすセリフではないですね。

まぁ、備忘録です。備忘録。

最近はやったゲームも読んだ本も、触れたもの何もかもどこかに書き留めておかないと、
どんどん忘れていきますのでそのためです。
ツイートやブログでは管理しずらいので、テキストなら少なくともこの場所がなくなってもHDDの中には残ります。
そうですとも、ええ!


というわけで年のせいだかセンチメンタルカンガルーなseaurchinです。皆さんお久しぶり。元気だよ。

うんと、そういうわけであれですね、街レビュー時に前置きで428やる前にやっておきたかったと書きましたが、
このゲームを手に取った動機も同じね。
428やりまえに知っておくべきチュンソフトの歴史の一つです。
ちなみに428やる前にさらに“かまいたち”と“弟切草”の続編であるところのアレとかアレとかやるので、
実際に428をやるころにはあと少なくとも5年,長くて10年以上はかかると思うので、
お前らしっかりついてくるといいと思うよ。

 って誰もついてこないか。。はっはははは。。。。


そんなわけで自虐的独白、一人語り、レビューというよりただの感想、の始まりなんですけど、
まずこのゲームについて、“3年B組金八先生”とタイトルにでかでかと書いてるけれど、あれなんですね。
金八先生脇役で、金ぱっつぁん以外のキャラも大森巡査しか出てきません。

ので、タイトルだけを借りたまったく別の作品と考えてOKですね。
そんなわけなので、巷に跋扈している金八マニアの方々はあんまり飛びつく意味ないですね。
まー面白いのでゲームとして興味があればやったらいいんじゃないかな。金八先生の声はちゃんと武田鉄矢ですし。

ストーリーはサクラ中学の名物教師『金八先生』が受け持ちのクラスが3年に進級したその年、
急病を患い、入院してしまいます。
丸一年。大病ですね。心配ですね。

病名やその進行具合はゲーム内で一切語られないので想像するしかないのですが、
命の危険にさらされていたことは想像に難くないわけで、
まぁ金八先生の1年にわたる闘病生活中に臨時教師として金八さん推薦の元やってきたのがあなた、主人公ですね。
で、男子10人,女子10人の3年B組を無事に卒業させましょうっていう良くある学園モノです。王道です。

めっちゃよかったです

キャラデザは後で知ったのですが、“猫の恩返し”の人ですね、ジブリの。
登場キャラでJC満載なのにエロスのにほひもありません。プニ萌えって何ぞ。
生徒に対して性的生徒指導を奈何とするヘンタイ教師には、どこをどう選択してもそのルートにはたどり着けません。
こんなの初めて!!
ちなみにsearuchinお気に入りの生徒は櫛形ですね!

で、チュンソフトのサウンドノベルの、というわけでもないんですが、この手のゲームのお約束として、
キャラが全員立ってます。全員が主役ですね。
色んな生徒がいて、色んな悩みを持って、好きなものがあって、頼られて、頼って、
支えあって成長するお前らが大好きじゃあああ!!せんせぇぇぇえええ!!!!抱いてーー!!!
とかなること請け合いですね!


いや、普通にいいゲームでしたよ。
個性的な生徒たちと、勿論先生たちも色んな悩みを抱えて生きていて、一緒に成長するわけですよ。

というわけでオススメ。

というかあれですね、このゲームは実は“通常版”と“完全版”があって、
未成年には過激な表現とか、エロスは無いんですかね?そういうものをはずした全年齢対象版が通常版で、
大人向けが完全版で、そんなの知らなくて中古で安価で売ってたのを買った僕の手元にあるコレは通常版なんですね。

通常版でもやれ自殺だ、やれ教師と生徒の恋愛だ、それなりに過激だった気がしますが、
兎に角もまぁ、どおりであれだけキャラ立ちが激しい富士美智子メインシナリオがないはずだったんですね。

完全版そのうちやりますね。
通常版の内容忘れたころに。多分。


お勧め度A(10/11/24)




大神伝 小さき太陽(NINTENDO DS)  カプコン


■・・・でも待てよォ?お前 誰との間の子供なんだァ?


大神がえらい良かったので、発売と同時に買いました。
新作のコンシューマ買うのっていつごろぶりでしょう。スーファミ以来かもしらん。

で、やりまんた。
んでんでんで(にゃあ)、どうかというとあれですね、微妙ですね。

お勧めできるかというと、、んーまぁ、これから入る人にはいいんじゃないでしょうか。
全体的にキャラはかわいいですし、ゲームレベルもとても簡単で、よっぽど宝箱を取り逃したくない、
武器を最高レベルまで上げないと気がすまないタイプの人以外であれば、
普段普通にゲームをやってる人ならば攻略サイトとか攻略本とかも不要ですね。

普段やってない人は、ボスの倒し方が分からなかったり、途中でどこ行けば分からなくて詰まるかもですが。。
普通にやってて普通にこせます。
ただ、あれですね、前作をやっていて、面白くて続編扱いの今作をやろうという人はちょっとお勧めできないですね。


というのは、まず、仕方ない部分なんでしょうけども、
かなり自由にフィールドを動き回れた前作に比べると、移動可能範囲がせまいんですね。

山の上から村までジャンプしたり、崖をかけおりたり、川を渡ったりということが今回一切できません。
また、頭突きや穴掘りといったアクションも無くなっています。制限つきで街中で筆技を使うことはできるのですが、
そうそう、吠える、敵におしっこをかけるということもできなくなってましたね。あと動物にエサをやったり咥えて運ぶこととかも、
なんというか、普通のアクションRPGという感じですね。

とはいえ、まぁ据え置き型のPS2のゲームに携帯機のDSで
ここまで良く頑張ったという感じではあります。ちょくちょく処理落ちてたけど。
大神の雰囲気を壊すことなくうまく移植できるところは移植できていたと思うのですよ、
ので、
ここから入る人には全然お勧めなんですね。

多分、僕も大神プレイ前にやってたら絶賛してたんじゃないかと思いますし、世間の評価も違っていたと思うんですよ。
でも前作やってたら色々気になるんですね。

「星座のシーンは動物の形をなぞるんじゃなくて星座を書くほうが良かったなぁ」とか、

「蘇神の筆しらべが筆関係なくなっていてガッカリだなぁ」とか、

細かいところがいろいろ改悪されていて、いろいろがっかりでした。
でもここからやる人には気づかないところだと思いますし、ゲームとして普通に面白かったので、
大神やってみたけど、難しくて&いろいろやることが多すぎて最後までいけなかった、
もっとさくっとやりたい人とかにはお勧めですね。

あと、他の方のレビューでも絶賛されている通り、筆しらべとタッチペンは相性抜群ですね。
大神で何度もやり直した七字の印契が一発で完成しましたよ!これは良かったと思います。

あと、前作は結構スッキリとしたラストでやり終えて晴れ晴れとした気持ちになったのですが、
今作はなんかダメでした。
なんかこじつけてないですか?何で最後みんな集合するの?
製作サイドの都合?

ラストもなんか、泣きの押し売りという感じがしてイマイチでしたよ。。
なんかラストシーンをスキップしたくなった。
あと、会話が異様に多いです。しかもスキップはできるけど早送りができません。
5分の3は会話だったような気がします。基本的にゲームをするというより読む方が多かったような。。
会話をスキップすると、知らないところに居て目的もわからない状態になるので続行不可能ですしね。


と、まぁ不満は大量に出てくるのですが、言いたいことは、

大神をやってる人にはお勧めできませんが、やってなければお勧めです!

の一つだけですね。

あ、seaurchinはめどくなったので、武器は初期状態、絵も骨董品も集めず、
というかお店で一度も買物せずにゴールしました。
やりこみ要素ノータッチ、アイテムは落ちてるものだけで最後までいったんですね。
それでも余裕でクリアできるほど簡単です。

暇つぶしにはちょうどいい感じですね。
スキップできない会話が多くてセーブも自由にできないですけど。

お勧め度C(10/11/24)




Dの食卓2(Dreamcast)  ワープ


■はいジェニー、おじいちゃんだよ


というわけで、ようやく一年近く前にオクで落としたDCを起動させましたよ。
一緒に落としたSSは数日で動作しなくなり、泣く泣くアキバのポテトで買いなおしたのですが、
こちらはちゃんとD2クリアまでもってくれました。

耐久性という意味ではSSの方が頑丈という話をよく聞くのですが、結局SSは3台壊しちゃいましたね。
どれも“街”プレイ中に壊れたので、ソフトの方が何か問題あるのかしらん。
プレス時の初期不良か、はたまたTOCに外傷でもついたか、ハードをもっていくほどの。。。

で、まぁDCですね。
DC版コミパでぱぎゅ〜言う前に、また、シェンムーでひたすらガシャポンコンプに明け暮れる前に、
また、一般人の生活を覗き見するアレや、変な宇宙人を躍らせて敵を倒すアレよりも先に、
D卓2をプレイしましたが、特に飯野賢治マジリスペクトなわけでも3DO M2への哀悼の意を込めたわけでもなく、
単純にゲオで100円だったからなんですね。まじりすぺくと。
一緒にシェンムーが云百円で買えたので、こいつもそのうちやりますね。

というか、ParasiteEveが100円だったり、最近レトロゲームをレトロゲームという付加価値としてみる文化が
薄れてきている気がするのですがどうなんでしょうね。
ただのブームが過ぎた中古ゲームだから、イコール安いで済ませているような、
シェンムーなんて当然もう生産していないわけで、これだけネームバリューがあるんですから、
骨董的価値があるというわけでもないのですが、逆に定価より高くてもいいような気もするんですが、
『そのうちWiiのバーチャルコンソールやPSストアでDL販売されるでゲソ』 ということなのでしょうか、
mp3販売されているメタルのアルバムのようなもんのような気がするのですが。。
ジャケでほしい、当時のハードでやりたいというのは少数派なんでしょうか、ねぇ。

と、まぁあれやこれやの邂逅と、あと
ググれば1秒未満で出てくるM2版に関するあれこれはここまでにして、
ゲームのレビューをしましょうね。

DCって基本SEGAのおなにぃゲームとエロゲーの移植版、
あとアーケードの移植とシェンムーとD2しかないような気がするのは気のせいですかね、気のせいですね。
でも、あとシェンムーやったら押入れで熟成させます!かもすぞ!



というわけでD2ですが、
これ僕、プレイしててわりと終盤、主人公:ローラのお母さんが出てくるまで気づかなかったんですけど、
タイトルはDの食卓2ってなってますけど、前作のDの食卓と全然関係ないんですね。
Dの食卓の主人公も名前がローラで、グラがそっくりなんでてっきり同一人物だと思っていました。
というか、あれ?
じゃあこいつDの血族じゃなくてただの火器持った人間かよ!
吹雪いてる雪山を5kgからのサブマシンガンもって走り回るってどんだけタフなんだよ!

ってなりましたね。
まぁ出生の秘密があって100%人間というわけでもなかったわけなのですが割愛。

まぁマシンガンだのグレネードランチャーだの持って、吹雪いている雪山を走り回るゲームです。
で、時々クリエイチャとエンカウントします。ランダムエンカウントですね。
マシンガンで戦って、勝ったら経験値を取得し、レベルが上がると攻撃力やHPなんかのパラメータが上昇します。
アクションRPGですね。

2時間の制約の中、館の謎解きをする前作とは大違いですというか変わりすぎです。
2ってつける意味が果たしてあったのか?
で、山小屋の中や建物の中ではADVモードに切り替わります。

こっちは若干D卓っぽいですね。前作同様決まった方向にしか歩くことができません。
結構、引き継がなくてもいいところ、というかあまり引き継いでほしくないところのような気が。。
画面が揺れるので
酔います。
なんでこう3Dが苦手なくせに3Dのゲームばっかりするんですかね。
ですが前作より進化した部分もあって、ADVパートで移動先の画面で画面をグリグリ動かして、
足元を見たり、別の方向を見て調べたりできるわけです。
酔うのでほとんどしなかったですが。

ストーリーは、まぁこっちもググれば1秒未満で読める上、
むしろプレイ動画がニコニコとかにアップされているのを見つけて、今軽くへこんでるんですが、
もう、あれですね。 日本は終わりですね。
「何でゲーム買ってんの?動画見ればよくね?」って感じですね。
ゲーム機のコントローラ談義や端子による画像の違いなんかまさにおっさんの話題ですね。

動画見ちゃったほうが話早いんですが、簡潔に説明すると、
ローラが乗ってた飛行機が雪山に落ちて、ローラは助かったんだけど、周りは化物だらけで助けてーって感じです。
で、雪山から脱出しようとするんですけど、いつの間にか世界を救う人みたいになちゃったみたいな感じですね。

わかるかな、わかれ。
わかんなかったら動画サイト見てください。 消される前に。

で、興味持ったら買ってやったらいいと思うよ。
一通り見た後でやる気なんて起きないでしょうけど。



お勧め度B(10/12/31)




カエルの為に鐘は鳴る(ゲームボーイ)  任天堂,インテリジェントシステムズ


■そんなものはどちらでも 同じ ではありませんか



というわけで、ここにきてゲームボーイ初レビューですね。

GBでADVってなんか版権モノで色々あったような気がしてたんですけど、
まる子とかアシベとかCCさくらとかサンリオとか。
んで、ググったら、どうやら記憶違いをしていたらしく、
まる子とさくらはミニゲーム集ですし、サンリオはパズルゲーム、アシベにいたっては
まさかのRPGでした。
アシベの大声とかで攻撃するそうです。原作に忠実で安心ですね。

GBでADVってすごい少ないんですね。

っていうか、唯一のノベルゲームの夜光虫GBと三毛猫ホームズ,あとはコナンと金田一しかありませんでした。
カエルの為に鐘は鳴るってADVでいいんですかね?いいじゃないですかね?
RPG,ACT,PZL的要素もあってあれなんですけど、
Wikipedia曰く、“メーカ公式ではアドベンチャー”ということになっているそうですのでレビューしますね、
まぁ、“またはアクションロールプレイング”だそうなんですけど、所詮Wikiなんで、ソースとして微妙ですよね。
また動画がプレイ動画がアップされてるし。。
でも僕も中古で買っといて文句言うなって話ですよね、現行で生産中のゲームのプレイ動画というわけでもないですし、
メーカからしてみればそれほど打撃というわけでもないんですかね。
中古を扱う店舗からしてみれば『やめてくれ』という話でしょうけども、訴えを起こせる立場でもないということでしょうかね。

まぁどうでもいいですね。

僕は自分の物欲を満たしたいので、箱,説明書込みの備品をゲットしましたよよよ。
プレイ後はインテリアですね。
というわけで、小学校自分から愛用している僕の初期型GBが久しぶりにうなったわけです。
GBカラーが欲しいな。 中古価格2千円出したくないのでそのうちアドバンス買います。

ストーリー、サブレ王国の王子である主人公とカスタード王国のリチャード王子はライバルなんですね。
頭のでき,器量などは実力伯仲ですが、腕っ節だけはリチャード王子にかないません。
ある日、ふたつの王国と懇意にしていたミルフィーユ王国が魔王デラーリンに襲われ、ティラミス姫が行方不明になりました。
2人は早速ティラミス姫を救い出すべくミルフィーユ王国に乗り込むわけですね。

単純明快でかつ良くあるストーリですね。
ピーチ姫をクッパの魔手から取り戻すマリオブラザーズのようなものですね!
竜王にさらわれたローラ姫を助け、アレフガルドに光を取り戻すようなものですね!

で、ゲームシステムはちょい特殊で、
基本的にはRPGと考えてもらうと分かりやすいですね、シンボルエンカウントシステムで敵とであって戦います。
経験値は手に入らず、お金だけ拾える感じですね。
パワーアップはアイテムを拾ってパワーアップします。
で、敵の城とか入るとアクションゲームになります。
敵とエンカウントすると戦闘ですが、ジャンプをして壁に上ってアイテムを取ったりします。
で、ブロックを動かして階段を作って届かない足場に上ったり、雲を利用して上に上ったり、
あれですね。説明めんどいので動画サイトいってください。
飽きた。
まぁちょっとプレイ動画みたらわかりますって、ここがRPG+ACT+PZLな所以ですね。

で、主人公は悪い魔女に騙されて、水に入るとカエルに変身し、卵を食べるとヘビに変身できるようになります。
ここがみそですね。

変身すると以下の特典があります。

 カエル:カエルと会話できる,水の中がへっちゃらになる,高くジャンプできる,虫系の敵を食べて回復することができる

 ヘビ  :ヘビ系の敵と会話できる,水の中がへっちゃらになる,狭い場所を通過できる,なめくじに噛み付いてブロックにできる

確かにカエルになったわけですけど、そう割り切って
身の丈ほどの甲虫やクモをぺろぺろ食べちゃう主人公の胆力には驚きですね。
でもまぁよくできてるなという部分で、このふたつの変身をうまく使わないと先に進めないわけですね。
地形的に変身しないと進めない場所があるのは当然として、ヘビになってブロックを作ってそれをうまく使ったり、
変身して諜報を行う必要があったり、敵が強すぎるため変身してやり過ごす必要がある場面があるわけです。 なるほどねー。

ストーリーは一本道で、途中で失敗するとすぐ詰まりまるのですぐ分かります。
若干の謎解きはありますが対して難しくありません、謎解きよりもフィールドで、
どっちにどの街があるか忘れて同じところうろうろすることの方が多かったですね。

あと、ストーリー一本道ですけど主人公がかなりお人よしというか、のん気というか、寄り道がいっぱいあります。
その回り道の結果、強力な武器を手に入れたり、ボスを倒すための重要な仲間ができたりするのがいい感じですね。
うまくできたストーリーです。

最後も良かったですね。
魔女の正体について大きな禍根を残しますけど。
でもいいんじゃないですかね、マンドラもグラ見る限り老婆というわけでは無さそうですし。


普通に良作でした。おぬぬめ

お勧め度B(11/01/02)




THE DEEP 失われた深海(ヴァージンインタラクティヴ)


■時価10万ドルの追尾式魚雷だ。遠慮なく受け取ってくれ。


一体誰が読むんでしょうね。
まぁなんだかんだで僕、たくさんゲームレビュー書いたわけなんですよ。
最近だとカエルの為に鐘は鳴るだの金八先生だのD卓2だのやったわけなんですけども、
そのどれもある程度ネームバリューが通っているというか、過去に人口に膾炙したこともあったわけで、
検索してみたりで何かの間違いでここにたどり着いてすぐ閉じる人もいるわけですよ。 なんだと!

ですが、THE DEEPは、いくらなんでもマニアックすぎて知っている人がいません。
マニアックというと生ぬるいですね、あれですみんな興味ありません。
現時点で過去にやったゲームの中で最も知名度の低いゲームですね。

ガチ知り合い以外にここ読んでいる人といえば、このソフトを作った人くらいですかね。
あ、ホントに読んでたらすんません。みんな興味ないとか言ってマジすんません。

えー、で、THE DEEP。土器王紀とかと一緒にアキバのスーポで買いこんで2年ほど棚に熟成させて、
一度、トライするも操作法がまったく分からず、ゲームスタート直後、
ひたすら海という広大な3次元フィールドを数時間彷徨ったあげく、まず何をすればよいのかもわからず断念。
さらにゲーム棚の肥やしとなって朽ちる前にもう一度最近、ゲーム機に入れる気になりまして、
どうにかこうにかクリアした。のでどうせ誰も読まないけどれぶぅ書きます。



閑話休題








【すとぉりぃ】

 なんかすっごい重要な荷物を運んでいた輸送機が急に消息が途絶えて海中に水没したので、
 潜水艦乗りのやるおが荷物を運ぶお!ヤッテヤルデス







で、潜水艦を操縦するゲームです。こういうゲームうに初めてです。
潜水艦ゲームですね!違いますね!
むしろ潜水艦ゲームならやったことあるのですが、潜水艦を操縦する海洋ADVなんですね。
海の中を前に後に上に下に立体的に移動ができます。
勿論、端っこはあるのですが、海は広いです。 フィールドが広いです。
そして、ゲーム開始時点でフィールドのほとんどはすでにいけます。自由だ!!
広くて自由ですけど、行く場所は決まっていて、
主人公が持っている地図にすでに登録されている場所に行ったり来たりするだけなんですね。

なんだちょろいじゃなイカ!侵略してやるゲソ!!と、意気揚々とPS起動したら、ゲームの一番最初に
「じゃあ、目の前のベースのハッチにジョイントしてよ♪」
と、言われます。はい詰んだ。うにここで詰んだ。
いきなりなんですか?わけが分かりません。 くたばれ。
目の前に大きな建物があって、これがベースらしいことは分かるのですが、どれがハッチやら分かりません。
説明書にも書いていません。

で、ハッチを探してぐるぐるしていたら
酔います。お約束ですね。
まぁでもちゃんと説明書を読んでジョイントモードに切り替えて、
ベースの上にちょこんとあるヘリポートみたいなところにジョイントしたら先に進めるんですけどね。
説明書を最初にちゃんと読むの、必須ですね。

左右の平行移動とか、マニピュレータの使い方とか、潜水艦の操作を覚えないとまずゲームができません。
というか、僕がこの手のゲーム初めてで知らないだけで、操作法のテンプレみたいなものがあるのかもしれませんがねぇ。
僕は少なくともその後も潜水艦の動かし方が分からなくて四苦八苦でしたよ!
潜水艦操縦するゲームなのに潜水艦の操作法が分からないとか難易度高すぎでそりゃ放り出したくもなりますよね!
酔うし!

で、無事ハッチにジョイントできたらお使いゲームの始まりです。
墜落便場とアルファベース,ガベージなどを行ったりきたりして、何とか荷物を持って帰ります。
無事荷物を回収して帰還する途中でミサイルに撃たれて死にます。
死んだーーーーーーーー!!!!!!

なんだこれ!ふざけんな!!
潜水艦操縦士:やるおのお気楽海洋ゲームじゃなかったんですか!?
後からなんか敵(?)がミサイル撃ちながら追いかけてきます。 ひー!
避けながらベースまで逃げます、というかいつの間にか命を懸けたミッションになってます。

そしていつの間にか主人公の潜水艦に潜り込んだ考古学者の博士とやらが、
「この荷物は人類の遺産なので命を懸けて守らないとだめだろ。常考。」
とかいってます。

やだお!一人でやれお!
でも無口な主人公は結局ラストまでほとんど発言することも無く、拒否権も無く、
何度も命の危険にさらされながら深海の謎に挑むとかそんなゲームです。とっても非人道的。

でも、海底の風景とか魚とか鯨とかかなり作りこんでいて海洋ゲームとしてはいいんじゃないでしょうか。
潜水艇とか母艦とかメカの作りこみもしっかりしていて、若干高機能すぎで近未来SF的側面も出ていてGood。
主人公がなぁなぁで命を粗末にし過ぎなのを除けば、普通に面白かったのですが、
このゲーム、後半が倉庫番みたいに岩を押して道を作って立体迷路を突き進む パズルゲームみたいになっています。

この部分は蛇足だったんじゃないかなと思いますね。
直前でセーブを取れこそすれ、潜水艦で3D迷路をやりたくて手に取った人もいないだろうに。


ネットに落ちている攻略記事でカバーしきれなかったんで攻略本も購入しましたよよよ。
今からやる人とかいないでしょうけど、やるなら攻略本も必須ね。

お勧め度D(11/03/02)




Over Blood(リバーヒルソフト)


■俺がラズ・カーシだ!!


はい、Over Bloodですね。
最近の人にはニコニコでキャラの動きがネタにされてて有名、
往年の人にはバイオと並んで称されていたことで記憶にある人もいるでしょう。
で、僕はというと、seaurchinバイトとかそういうリア充ぽいゲームすごい倦厭するので、買うまでこんなゲーム知りませんでした。
ニコニコでネタにされてたとかも最近知った、ニコニコとか最近の若いDQNが屯していて怖いので近づけません。
ポルノ配信するし、著作物を無断配信するし、犯罪者だらけでついていけません。いきません。

そんなわけでいつもどおり前評判とかバックボーンとかまったく調べずにまずは全クリしてみたんですが、
普通に面白かったですね。
確かに操作性はとんでもなく酷いですけど、雰囲気がいいです。
製作者の意図、というかむしろ製作物に対する愛が伝わってくる作品でした。
メーカのリバーヒルソフトってもう無いんかな、と思ってググってみたら後のCINGメンバーがシナリオを作っていたのですね。
CINGといえばウィッシュルームですね。 雰囲気あんな感じです。いや、全然違うけど。
なんでしょうね。しいて言えばおっさんに対するこだわりというか。

そう、おっさん愛ですね。おっさん愛が似通っています。


ストーリーは、
半裸でコールドスリープから目覚めた記憶喪失のおっさんが
建物から脱出するうちに自分のルーツについて少しづつ分かってゆくという話です。ステキやん☆

ゲームシステムはバイオとかのあれです。やったこと無いけど。
3Dアクションアドベンチャっていうんですかね。
主人公のおっさんを操作して怪しそうなところを探してアイテムとか武器とか見つけるんですね。
で、謎のゾンビ的なクリエイチャとか出てきます。武器を使って倒すこともできるんですが、
基本的なアクションは“殴る”,“蹴る”です。
むしろ、ゾンビ相手に武器を使うとラスボスきついので、基本的に肉体言語ですね。

確かに主人公はガタイのいいひげ親父ですが、
仮にもコールドスリープから目覚めたばかりの貧弱バディからのパンチキックで死んじゃうようなクリエイチャもどうかと思うんですね。
バトルだけ抜き出すとイーアルカンフーに近いものを感じます。
でも、まぁそれはいいんですよ。
パンチでワイルドにゾンビをノックアウトするというものいいんですが、
そして、途中でスタンガンやらレンチやら拾うんだからせめて得物として持たせてやれよ。。とか思うんですが、
それ以上に、そう、それ以上に操作性が酷すぎで酷いです。

というか、ゲーム中普通にまっすぐ歩いているだけなのに勝手に視点がグルグル切り替わるのだけは本当に我慢なりません。
戦闘中に勝手に視点が切り替わって、さっきまで殴っていた相手がいきなり画面からいなくなってわけが分からなくなったりします。
で、急にわけの分からない方向からパンチが飛んできて吹っ飛ばされます。
さらに吹っ飛ばされている途中でまた視点が切り替わって、戦闘が終わる頃には自分がどっちを向いているのかわからなくなります。
おまけに酔うしね!もう酷いもんですよ!
普通に敵を倒したかったらフロアの隅のほうでリンチにするのがお勧めですね。
でもまぁあれです。“ぱんちぱんちきっく”を3,4セットくらい繰り返せば倒れます。ファイナルファイトのアンドレ以下ですね。

で、ゾンビが雑魚過ぎるんですが、それを補うように
ラスボスめちゃくちゃ強い。
拳銃無しで倒すの不可能で、それも確実に当てないと弾切れをしてアウトですね!なんてステキなゲームバランスだ!!ステキやん☆
パンチやキックで倒せると思ってはいけません。殴りに行ったら普通に吹っ飛ばされます。
拳銃と十分な弾があればこなせますが、無ければ最初からやりなおすしかありません。なんてこった!

いや、そういうシステム面に目を瞑ればそれほど悪いものでもないんですよ。おっさんとか、おっさんとか、声優とか。
ストーリーは良かったんですよ。やっぱゲームバランスとか操作性とか、その辺ですね。


続編は普通に名作らしいのでそのうちやりますね。そのうちそのうち。



お勧め度C(11/03/17)

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